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振袖に込められた意味と柄モチーフの由来

成人式や晴れの日に身につける振袖。その美しい色合いや豪華な柄に心を奪われる人も多いでしょう。

でも、振袖の魅力は見た目だけではありません。実はその柄一つ一つに、古くからの願いや意味が込められているのです。

今回は、そんな振袖の「柄モチーフ」の意味や由来をわかりやすくご紹介します。


そもそも振袖とは?

振袖は、未婚女性の第一礼装とされる着物で、特に成人式や結婚式などのフォーマルな場で着用されます。袖が長く優雅に揺れる姿は、若々しさや清らかさの象徴とされてきました。

よく使われる柄モチーフとその意味

1. 桜(さくら)

春の訪れとともに咲く桜は、日本を象徴する花のひとつ。

→ 意味:新しい始まり、希望、美しさの象徴。

2. 松・竹・梅(しょうちくばい)

 

お正月飾りでもおなじみの組み合わせ。寒さにも耐えることから、縁起物として好まれます。

→ 意味:松=長寿、竹=成長、梅=忍耐と美。

3. 鞠(まり)

幸せな女の子の象徴。昔から吉祥のシンボル。
→ 意味:長寿、夫婦円満、幸福。

4. 牡丹(ぼたん)

百花の王と称されるほど華やかな花。
→ 意味:富貴、豪華さ、美の象徴。

5. 流水(りゅうすい)・波

水の流れや波模様は、人生の流れや自然の力を表します。
→ 意味:清らかさ、絶え間ない繁栄、流れるような人生。

6. 御所車(ごしょぐるま)

平安貴族の乗り物である御所車は、優雅さと格式を示します。
→ 意味:高貴さ、良縁への願い。


柄の意味を知ると、もっと“想い”が見える

振袖の柄は単なる装飾ではなく、「これからの人生が幸せでありますように」という願いが形になったものです。

成人式や大切な節目で振袖を選ぶとき、自分の未来へのメッセージとして柄を選ぶのも素敵ですよね。

フォトスタジオパルクでは様々な柄の振袖をご用意しております。公式サイトのギャラリーよりご覧いただけます。


自分だけの“願い”を身にまとう

現代では多様なデザインの振袖が登場していますが、伝統柄が今もなお愛されるのは、そこに変わらない「願い」が込められているから。

もしあなたがこれから振袖を選ぶなら、柄に込められた意味にもぜひ注目してみてください。

あなたの大切な日に、あなただけの「願い」を身にまとって、幸せな未来を迎えられますように。


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